認知症の継父と暮らす母が倒れたら?親の緊急事態への備え方

別居している親の介護をしていると、「もし母が倒れたらどうしよう」と不安に感じることがあります。
特に、認知症の家族がいる場合、緊急時に適切な対応ができるかどうかが大きな課題になります。
本記事では、万が一のときに備えて事前にできる対策を4つご紹介します。
見守りサービスを活用する
電力会社や郵便局も高齢者の見守りサービスを提供しています。
特に中部電力や郵便局のサービスは、「電気の使用状況」や「郵便配達時の声かけ」を通じて異変を察知し、家族に知らせてくれる仕組みになっています。
中部電力では、電気の使用状況をもとに高齢者の生活リズムを把握し、異変があれば通知してくれる「高齢者見守りサービス」を提供しています。
冷蔵庫に設置した端末がドアの開閉を検知。一定時間動きがない場合のみ、異変をスマホアプリに通知します。
- 電気の使用状況をAIが分析し、普段と違う動きがあったらアラートを送信
- 家族がスマホで電気の使用状況をチェック可能
- 端末を購入する必要あり
郵便局では、配達員が月に1回訪問して声かけをし、家族に状況を報告する「みまもりサービス」を提供しています。
- 月1回、郵便局員がご利用者を直接訪問します。(訪問時間は30分程度)
- 家族へメールやアプリで報告が届く
- オプションで買い物代行や生活サポートも可能
- 毎月費用がかかる
特に、ひとり暮らしや高齢者夫婦のみの家庭では、定期的な訪問があることで安心感が増します。
緊急ボタン付きの機器を導入する
母が突然倒れたときに、自分で救急車を呼べれば良いですが、意識を失ってしまう可能性もあります。
また、継父が認知症の場合、適切に119番通報できるとは限りません。
そこで役立つのが、「緊急通報ボタン付きの見守り機器」です。
自治体によっては、高齢者向けに無料または低価格で緊急通報ボタンを提供しているところがあります。
地域には、高齢者の見守りを担当する「民生委員」や「地域包括支援センター」があります。こうした機関に相談すると、定期的な訪問や緊急時のサポート体制を整えてもらえることがあります。
近所の人と協力体制を作る
もし母が倒れたとき、周りに異変に気づいてくれる人がいると、迅速な対応が可能になります。
特に、固定電話がなく、継父も携帯を操作出来ないので、ご近所との協力が鍵になります。
普段から親しくしているご近所さんがいれば、「何か異変を感じたら声をかけてもらえると助かる」とお願いしておきましょう。
- 朝にカーテンが開いていないとき
- 郵便物が溜まっているとき
- インターホンを押しても応答がないとき
定時の連絡ルールを作る
遠くに住んでいる家族や親戚とも、「毎日決まった時間に連絡を取り合うルール」を作っておくと安心です。
「毎朝10時にLINEでスタンプを送る」など、簡単なルールを決めておくと、異変に早く気づけます。
もし決めた時間に連絡がなかった場合は、すぐに確認の電話をするようにしましょう。
まとめ
母が倒れたときに迅速に対応するためには、事前の準備がとても大切です。
料金はかかりますが、中部電力や郵便局のサービスを活用することで、遠くに住んでいても親の異変に気付きやすくなります。
- 見守りサービスを利用する
- 緊急ボタン付きの機器を導入する
- 近所の人と協力体制を作る
- 定時の連絡ルールを決める
私が選択した方法は、ご近所さんに信頼できる方がいるので、異変があったら連絡してもらうように私の電話番号を教えてあります。
母とは朝「おはよう」メッセージのやり取りで、安否確認をしたいと思います。
何か対策をしておくことで、「いざというときにどうしよう…」という不安を減らすことができます。
「まだ大丈夫」と思わずに、できることから少しずつ準備を始めてみてはいかがでしょうか。
地域包括支援センターは、高齢者を支える「総合相談窓口」です。相談すると色々教えてくださいますよ。